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平成26年8月1日

~平成26年度地域別最低賃金額改定の目安を答申~


 中央最低賃金審議会(会長:仁田道夫 国士舘大学教授)は29日、田村厚生労働大臣に対し、平成26年度地域別最低賃金額改定の目安について答申を行いました。
 改定目安の金額は都道府県をA~Dの4ランクに分けて示されており、それぞれ下記の通りとなっています。
・Aランク(東京、大阪など5都府県):19円(前年度引き上げ額19円)
・Bランク(埼玉、京都など11府県):15円(同12円)
・Cランク(北海道、新潟など14道県):14円(同10円)
・Dランク(A~Cランク以外の17件):13円(同10円)
 この目安による引き上げ額の全国加重平均額は16円となり、昨年度(14円)を2円上回る引き上げ幅となっています。
 今後、この目安を踏まえて都道府県の地方最低賃金審議会が調査審議を行い、答申・決定を経て新水準が発効することとなります。また、この目安通りに最低賃金が決定された場合、最低賃金額が生活保護水準を下回っていた北海道、宮城、東京、兵庫、広島の逆転現象はいずれも解消される見通しとなります。
 なお、中央最低賃金審議会からの答申では、上記の改定目安と合わせて、6月に政府が閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針 2014」および「『日本再興戦略』改訂 2014」が掲げる経済運営の実現に向け、中小企業・小規模事業者に対する支援等に引き続き取り組むことを強く要望する、としています。
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000052740.html
ちなみに当神奈川県は、Aランクで19円のアップが見込まれている。今日昼食に行く折、お弁当屋のパート募集に1時間850円とありました。現状、最低賃金法違反です(神奈川868円)。日々働く従業員の手当てに苦労している零細企業としては、大きな負担となることでしょう。




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